マシュデコ12月号

寒くなってきましたね。お風邪などひいていらっしゃいませんか?
有料高齢者施設でのマシュデコイベントレポートです。
このレポートを参考に 是非皆様も高齢者施設でのイベントを
されたらいかがでしょうか?
そんな想いで ご報告させていただきます。
マシュデコ協会へイベント依頼が参りました。
池田市という本部に近い立地と 
責任者として川東に参加してほしいとの条件での依頼でしたので
私とお手伝いの認定講師二人で担当いたしました。
準備は認定講師さんがしてくださいました。
当日は次週のイベントをされる方が下見に来られ
ありがたいことにお手伝いをお申し出くださり
合計4人での対応となりました。
利用者さんには事前告知され
ご家族の了承を得て 参加となります。
今回のマシュデコは16名のお申し込みがありました。
3分の1が男性です。
(他イベントは 8~12名)
★お見本はとても簡単なものにしました
難しいと思われると不参加になりがちなようです
★食べ物であることが人気の理由です
ご高齢者はご自分でできることが少なくなりますので
食への興味が大きいです
参加申し込時は 不参加を表明されていたのに
痴呆で忘れられていて 「こんなイベントがあるなら参加したかった」と
当日参加になるケースもあるとのことで
★準備は少し多めにするようにしました
 
カップケーキは焼いておき
★マシュフォンは当日 白 ピンク 青 黄色を準備して持参
乾かないよう密封しておきます
★アラザンは食べずらいので省きます
認定講師が サンプルと写真付きレシピも準備くださいました
高齢者さんにはレシピは必要なったようですが
一度作っておられると 今後  別のイベントで使えると思います。
 
有料高齢者施設の食堂で
参加費はひとり¥500-(2個)
手があまりうまく動かない方がほとんど
軽い痴呆の方もいらっしゃる
参加者は一度にスタートするのではなく 2名づつ順番に参加
お一人に 講師一人担当しました。
おとなしい方が多かったですが
「お菓子はよく召し上がりますか?」
「今日はご参加ありがとうございます」などお声替えを常にしながら
進めていくと 表情も和らぎ ご自分や家族のお話をしてくださる方もいらっしゃいました。 
★かがんで 耳の近くでゆっくり大きなお声でお話しするようにしました。
身体が不自由な部分も多くなりますと
「何もできないのよ。。。できるかしら?」
と不安がる方も多いですが 「簡単ですよ」「お手伝いさせていただきますね」
そんなお声掛けで 不安もなくなるようです
「わーすごくうまくできましたね。お上手です!」
「ばっちりです!」「かわいくできましたね~」と
お声掛けしますと とてもいい笑顔で 楽しそうにしてくださいます。
褒めるというのはとても大切ですが
★人生の先輩ですので あくまでも礼儀正しく リスペクトすることが大切だと思います。
★敬語で丁寧に接することは 当たりまえです
不自由なお体でも 一生懸命に取り組まれるお姿には
感動し 学ばせていただくことも多いです
手にあまり力が入らない方には「私もお手伝いさせてくださいね」
「手をさわりますね」「一緒につくってもよろしいですか?」
「どちらのお色がよろしいですか?」と言いながら
ほとんどこちらで作る場合もありますし
数人は食べるだけでいいと 講師が作って召し上がっていただきました。
★この場合にも対応できるよう あらかじめいくつかの完成品を作っておけば
お待たせせずによかったと ここは反省点です
一時間で終了し とても忙しかった印象です。
製作後は 別テーブルで召し上がっていただくのですが
★施設のスタッフさんに 喉をつめないよう
ちぎって食べて頂くこと 飲み物を準備していただくようにお願いしました”。
最後は皆さん笑顔で 意外・・・といえばいけないのかもしれませんが
講師がとても癒され とにかく楽しかった!!
そして 常に声をかけコミュニケーションをとりながら進めていくことが
とても大切だと感じました
こちらの高齢者施設では 毎週 何らかのイベントを企画していらっしゃいます
そして 講師を 探していらっしゃいます。
皆様の住む地域でも このように 講師を探していらっしゃるして施設があるのではないでしょうか?
人の役に立てる。喜んでいただける。。お仕事
マシュデコを通じての社会貢献も 検討くださいね
12.1 in2018  マシュデコ協会代表 川東